ドラマ「プライベートバンカー」第4話感想!バカ息子議員と裏金

ストーリー
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ドラマ『プライベートバンカー』第4話では、
天宮寺家の次男・昴(演 – 吉田ウーロン太)をめぐるスキャンダルと、
それに伴う天宮寺グループの危機が描かれました。

マスコミに狙われる昴、裏金の闇を抱える久松、そして
庵野の緻密な策略が交錯する手に汗握る展開!

今回は、そんな第4話のストーリーと見どころを振り返りつつ、感想をまとめます。

くれぐれもネタバレ注意でお願いします!

この記事を読むとわかること

  • ドラマ『プライベートバンカー』第4話のあらすじと展開
  • 昴のスキャンダルが久松の裏金疑惑へと発展する過程
  • 庵野の策略と昴の会見が天宮寺グループを救う流れ

ドラマ『プライベートバンカー』第4話のあらすじ

大富豪「天宮寺アイナグループ」の
プライベートバンカー庵野甲一(演 – 唐沢寿明)が
資産7千億をめぐって繰り広げるマネーサスペンス。

第4話では、天宮寺家の「バカ息子」と呼ばれる次男・昴がスキャンダルの渦中に。

彼が政治資金として受け取った裏金が週刊誌に暴かれ、家族はもちろん、天宮寺グループ全体を揺るがす大問題に発展します。

一族の絶対的権力者・美琴(演 – 夏木マリ)は、庵野にクビを賭けて対処するよう命じ、物語は緊迫の展開へと突入していきます。

昴のスキャンダルが発覚!マスコミの標的に

天宮寺家の次男・昴は、恩師である政治家・久松康雄(演 – 堺正章)から裏金を受け取っていた。

しかも、その現金を好意を寄せる女性に手渡しているところを週刊誌にスクープされてしまいます。

記者に直撃された昴は「渡したのは食事券だ」と苦し紛れの嘘をつくものの、そんな言い訳が通じるはずもなく、記事が世に出ることに。

さらに、スキャンダルの舞台となったレストランが天宮寺グループ傘下であったため、この事件が企業全体のイメージダウンへとつながる恐れが出てきます。

天宮寺グループの株価危機と庵野への試練

美琴はこの状況を重く受け止め、庵野に対し「株価が6000円台を割るようなら、あなたをクビにする」と厳しい要求を突きつけます。

株価下落を防ぐため、庵野は昴に「自ら裏金を公表し、正直に謝罪する会見を開くべきだ」と助言。

しかし、裏金を渡した久松からの強烈な圧力により、昴は「すみません、中止します!」と会見をキャンセルして逃走してしまいます。

このままでは、株価は暴落し、美琴の庵野への信頼も失われてしまう…。庵野は事態を打開するため、新たな策を講じることになります。

庵野の策略が冴えわたる!久松の裏金疑惑の真相

昴のスキャンダルが報じられ、天宮寺グループは企業イメージの悪化と株価下落の危機に直面しました。

しかし、庵野はこの問題の本質が「昴の個人的な失態」ではなく、その背後にある政治家・久松康雄の裏金疑惑にあると見抜きます。

そこで、庵野は助手の久美子(演 – 鈴木保奈美)と御子柴(演 – 上杉柊平)を動かし、久松の資金の流れを徹底的に洗い出すことに。

暗号資産と裏金—久松が暗号資産にこだわる理由は

庵野は久松の周辺を探り、久松が暗号資産の規制強化へ
慎重な姿勢を示していることに着目する…。

庵野は御子柴に
「久松には息子がいたが10年前、
海外旅行中の交通事故で亡くしているようですね」と尋ねると
御子柴は「それは表向きで、実際は巨額の詐欺事件を起こしており
警察に追われているところを久松の策で海外に逃がした噂がある」
という情報を得ていた。

すると庵野は、御子柴に久松の私設秘書、望月正太郎(演 – 岩瀬亮)を探るよう指示した。

暗号資産を利用した裏金の手口

久松は、政治資金を暗号資産として受け取り、そしてその上で相場操縦を自在に行い
荒稼ぎしていました。

しかし、暗号資産には大きなデメリットがあります。それは「現金化の際に記録が残り、高額な税金がかかる」という点です。

そこで久松が利用していたのが「相対屋」と呼ばれる闇の取引業者でした。

相対屋を通じて現金化することで、記録を残さず税金も逃れていたのです。

庵野の張り込み—望月の怪しい動き

庵野は久松の秘書・望月の行動を怪しみ、御子柴に張り込みを指示。

すると望月が「ある場所」に頻繁に出入りしていることが判明しました。

庵野が現場を覗き込むと、そこはやはり相対屋。

望月は暗号資産が保存された電子機器を手渡し、その引き換えに多額の現金を受け取っていました。

望月に接近する庵野の謎行動

望月は不正に得た現金をキャリーカートに隠し、店から出てタクシーを探します。

そこへ庵野が現れ、「私はこういうものです。いつでもお金の相談に乗りますよ」と名刺を渡しました。

突然の出来事に戸惑いながらも、望月は反射的に名刺を受け取ります。

庵野はさらに「海外旅行ですか?大きなキャリーカートですねえ」といかにも迷惑な男を演じました。

望月は庵野を避けるようにタクシーに乗り込み、その場を立ち去りますが、渡された名刺を「こんなもの、いらん」とばかりに車外へ投げ捨てました。

久松の脅迫と、会見当日の緊迫感

天宮寺グループの存続を揺るがす危機が、ついに最高潮に達しました。

久松は、自らの裏金疑惑を隠す工作を仕組みます。国税を動かし、天宮寺グループに査察を入れさせる予告をして来ました。

しかし、それを回避する条件として、昴に「裏金は存在しない」「女性に渡したのは食事券だった」と公言させるよう強要。

これはもはや、久松による天宮寺グループへの露骨な脅迫でした。

久松の圧力—天宮寺グループへの査察

久松は、国税を利用して天宮寺グループを追い詰める手を打ちました。

もし昴が会見で久松の言うとおりに証言しなければ、国税庁は天宮寺グループに査察を入れる。

そして、それが実行されれば、企業の信用は崩壊し、株価の暴落は避けられません。

天宮寺グループの命運は、昴の一言にかかっていたのです。

会見当日—緊迫の天宮寺グループ本社

ついに、記事が公表される日がやってきました。

昴は会見場に現れ、集まった記者たちが彼の発言を今か今かと待ち構えます。

一方で、天宮寺グループ本社の前には、国税庁の車が待機。

昴の発言次第では、すぐにでも査察が始まる状況でした。

株価の急落と、美琴の焦り

天宮寺グループの株価は、すでに急落し始めていました。

本社では、美琴がテレビの前で会見の行方を固唾をのんで見守ります。

会見の内容次第では、さらに株価が下がり、会社の未来は崩壊しかねません。

そして、もし久松の要求を拒めば、外に待機している国税が本社に乗り込んでくる。

社内は静まり返り、異様なほどの緊迫感が漂っていました。

果たして、昴は久松の要求に従うのか、それとも真実を語るのか——。

会見場の空気は張り詰め、誰もがその一言を待っていました。

記者会見が開始、昴の発言内容は

昴が口を開いた…
”私が女性に手渡したのは「お食事券」ではありません。
久松先生から受け取った裏金です。”

記者たちがざわめく。
そして久松の事務所にてこの会見の様子を見ていた
久松は、予想外な展開に激怒し
秘書の望月に「国税を動かせ!」と命令する。

だがその時、「お待ちください」神出鬼没のごとく
久松と望月の前に庵野が現れた。

「証拠はない」—しかし庵野の一手が久松を追い詰める

調査を進めるうちに、久松は暗号資産を利用して裏金を受け取っていたことが判明します。

庵野は暗号資産を利用した裏金取引の仕組みを解説し「完全無欠の無限裏金スキームです」と名付けると久松は手を叩き「実に面白い憶測だ」ととぼける。

「証拠はあるのかね?」と問い詰める久松に、庵野は「ありません」と答え、一瞬、久松は勝ち誇った表情を浮かべます。

久松と秘書・望月の関係とは?驚愕の正体が明らかに

しかし、庵野は続けてこう言います。「ただ、ひとつだけ確信が持てました。望月さん、あなたは10年前に亡くなったはずの
久松先生の息子・孝雄さんですよね?整形手術をし、顔を変え他人に成りすましている!」

この発言に望月は動揺し、「いい加減なことを言うな!」と激昂。
久松は「もういいじゃないか、どうせ証拠など無いんだ」と望月をなだめながら呟く。

そこへ庵野は決定的な証拠を提示します。
それは、望月が捨てたクシャクシャになった名刺でした。

名刺に残された指紋が、10年前の事件で採取された指紋と一致すれば、望月の正体は明らかになってしまう。

これにより、久松と望月は完全に追い詰められ、庵野との「取引」に応じざるを得なくなったのです。

「私の負けだ」庵野の策略に屈伏

庵野は「私は探偵でも警察でもありません、資産をお守りするプライベートバンカーです」
と宣言。取引に応じてくれれば穏便に済ませましょう、と言わんばかりの表情で久松を見つめる。

「私の…負けだー!」
天宮寺グループ本社前の「国税庁」の車は退却していった。

昴の記者会見—「バカ息子」の意外な決断

久松の裏金疑惑を暴くことで、天宮寺グループへの査察を回避する道を切り開いた庵野。

しかし、まだ問題は終わっていませんでした。

天宮寺家の名誉と企業の信頼を回復させるためには、スキャンダルの当事者である昴が
どのように振る舞うかが鍵を握っていたのです。

「ありのままを語る」決断がイメージを一変

「私は昔から何をやらせてもダメダメで、迷惑ばかりかけて生きて参りました。だからこそ、政治家になったからには少しでも皆様のお役に立ちたい、その一心で働いて参りました。」

この発言に、天宮寺の兄妹も驚きを隠せません。

続けて昴は、「しかし私は久松先生に逆らうことができず、裏金を受け取ってしまったことは事実です。」と謝罪。

さらに、「責任を取るため、議員を辞職いたします。」と潔く決断を下したのです。

天宮寺グループの株価は回復へ

昴の発言は、これまでの「バカ息子」としてのイメージを一変させるものでした。

弱さを見せながらも、自らの過ちを認め、責任を取る姿勢に世間の評価は一転しました。

そして、これまで急落していた天宮寺グループの株価も、みるみるうちに回復していきました。

実は、この会見で昴が語るべき内容は、庵野が仕掛けた「台本」だったのです。

昴の誠実さを引き出し、彼の印象を好転させることで、
天宮寺グループのダメージを最小限に抑える。

すべては、庵野の計算の上に成り立っていました。

第4話の感想—緊迫の心理戦が最高に面白い!

ドラマ『プライベートバンカー』第4話は、金融と政治の世界が絡み合うスリリングな展開が魅力でした。

特に、昴のスキャンダルがただの失態ではなく、その背後に久松の裏金疑惑が隠されていたことが物語に深みを与えていました。

そして、庵野が仕掛ける数々の策略が光る回でもありました。

庵野の知略が冴える!スリリングな展開

今回も庵野の知略が冴えわたる展開が続きました。

久松の裏金の流れを追い詰めるだけでなく、その秘書・望月の
正体を暴くことで、より確実に相手を追い詰める。

さらに、昴の会見までもコントロールし、天宮寺グループの株価を守るという完璧なシナリオを描いていました。

庵野の「証拠はない」というセリフの後に、名刺の指紋という決定打を突きつけるシーンは圧巻。

視聴者としても「本当に証拠がないのか?」と緊張する中での逆転劇が最高に痛快でした。

昴の成長が印象的!これからの展開が気になる

これまで「バカ息子」と呼ばれていた昴が、自らの過ちを認め、誠実に謝罪する姿が印象的でした。

単なるお坊ちゃんキャラかと思いきや、会見で見せた堂々とした態度には意外性がありました。

そして、実はその会見も庵野の仕掛けたものだったという事実が、最後の最後で明かされるのも見事な演出でした。

昴は今回で議員辞職となりましたが、今後どのような立場で物語に関わってくるのかも気になります。

まとめ:ドラマ『プライベートバンカー』第4話の見どころと今後の期待

第4話は、昴のスキャンダルをきっかけに、天宮寺家、政界、金融
の裏側が絡み合う濃密な展開が繰り広げられました。

単なる「バカ息子の不祥事」に見えた問題が、久松の裏金疑惑、
さらには望月の正体へと発展し、最後には庵野の知略で完全決着。

終盤にかけての緊張感ある攻防は、まさにこのドラマの醍醐味でした。

第4話の見どころ

  • 昴のスキャンダルと天宮寺グループの株価危機
  • 久松の裏金問題と秘書・望月の正体
  • 庵野の策略が冴え渡る心理戦
  • 昴の記者会見での意外な決断

今後の展開に期待が高まる!

天宮寺家の兄妹たちが集合する中
一族の長、美琴は今回の庵野の活躍ぶりを評価し、感謝の意を表します。

しかし、これでめでたしめでたし、とはいきませんでした。
副社長の右腕と言える専務の伊勢崎大和(吹越満)が入室してきたところで
美琴は、「さあ始めましょうか」というアイコンタクトを送ります。

庵野が「今回、資料を調べさせて頂いた中で重大な事実が発覚しました」
と告げると場の雰囲気が一変します。
「天宮寺アイナグループ…どなたかが横領しています」

次回の展開も見逃せません。

この記事のまとめ

  • 昴のスキャンダルが天宮寺グループの株価危機を招く
  • 庵野は久松の裏金疑惑を暴き、事態を収束へ導く
  • 昴の記者会見により、彼の評価が一変し株価も回復
  • 庵野の策略が冴え渡る、緊迫の心理戦が見どころ
  • 天宮寺家の横領問題など、今後の展開にも注目

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