アニメ『全修。』第5話「正義。」が放送され、視聴者の間で大きな話題となりました。
ナツ子が異世界の住人たちと協力し、圧倒的な力でヴォイドを次々と討伐。しかし、彼女の「自分でやった方が早い」という独断専行の姿勢が、思わぬピンチを招くことに…。
さらに、落ちぶれた英雄ジャスティスとの出会いや、「修正しても無駄だよ」と語る謎の鳥の登場など、物語の転換点ともいえる重要なエピソードでした。
この記事では、第5話のストーリーや見どころ、視聴者の感想を詳しく紹介します。
くれぐれもネタバレ注意でお願いします!
この記事を読むとわかること
- アニメ『全修。』第5話のストーリーと見どころ
- ナツ子の慢心が招いたピンチと物語の転換点
- 視聴者の反応と今後の展開予想
ナツ子、独断専行で快進撃!ヴォイド討伐の連勝劇
第5話「正義。」では、ナツ子がヴォイドを次々と討伐し、異世界での英雄としての地位を確立する展開が描かれました。
しかし、その勝利の裏には彼女の「自分でやった方が早い」という慢心がありました。
アニメーターモードを発動すると圧倒的な力を発揮してきた
ナツ子ですが、その独断専行が今回はアダになります
・美少女戦士?グレンラガン?怒涛のパロディ演出
冒頭から視聴者の度肝を抜いたのが、ナツ子が描いたキャラたちの怒涛のパロディ演出です。
ヴォイドとの戦いのシーンがダイジェストで展開!
スケバン刑事とセーラームーンを足したみたいなキャラ、そしてグレンラガン風キャラのドリル攻撃。
さらにはドカベン・岩鬼風のキャラまで登場し、視聴者からは「これもう何のアニメか分からない!」という声が飛び交いました。
特に、「開幕から作画ラッシュ!」と評されるほど、作画のクオリティも非常に高く、SNSでは「ネタ切れしないのか!?」と驚くコメントも多数見られました。
・「全部自分でやる方が早い」ナツ子の慢心
ナツ子は異世界に転生して以来、その才能を発揮し、ナインソルジャーと共にヴォイド討伐を続けてきました。
しかし、第5話では完全に「ナツ子無双」状態となり、仲間の協力を得ることなく単独で敵を攻略。
その結果、街では「ナツ子コール」が巻き起こり、彼女は完全に英雄として崇められる存在となります。
しかし、ルークはそんなナツ子の姿を見て「本当にこれでいいのか?」と疑問を抱くようになります。
また、ナツ子自身も「この世界の展開が、知っている映画とは違う方向に進んでいる」と違和感を覚え始めるのです。
果たして、ナツ子の独断専行がもたらす結末とは?次回への伏線が随所に散りばめられた重要なエピソードとなりました。
デステニーの衝撃変貌!まさかのムキムキ化
これまで悲劇のヒロインとして描かれてきたデステニーが、まさかの大変貌を遂げました。
か弱く儚げだった彼女の姿はどこへやら、まるでボディビルダーのようなムキムキボディに変貌!
これには視聴者から「誰だお前!」「ウテナみたいな少女がタイガーマスクに!?」と驚きの声が相次ぎました。
・ナツ子の影響でタイガーマスク化!?
デステニーがムキムキになった理由は、ナツ子が以前作成した“サーベルキャット・マスク”に憧れたことにあります。
かつては清楚な少女だった彼女ですが、「自分も強くなりたい!」と決意し、父親に負けないほど鍛え上げた結果、完全に別人レベルの肉体を手に入れてしまったのです。
デステニーの変貌にはナツ子も驚きを隠せず、視聴者からも「戻して!」「ムキムキすぎるw」といったコメントが続出。
しかし、彼女はただの筋肉キャラになったわけではなく、ある大きな使命を果たそうとしていました。
・孤児院設立とスラム街の子供たちの現状
デステニーは鍛え上げた肉体を活かし、孤児たちを救うため孤児院を設立していました。
しかし、それでもスラム街にはまだ多くの孤児が取り残されており、彼女は「もっと多くの子供たちを救いたい」と願っています。
そこで、ナインソルジャーの力を借り、スラム街に住む子供たちへ食料を配布してきて欲しい、そして子供たちの警戒心を解いてハウスへ迎え入れるPRをお願いしたいと頼んできました。
ナツ子たちが向かうことになったのは絶望地区。
ここは、統治が失敗し、貧困と犯罪がはびこる最も危険なエリアでした。
果たして、ナツ子たちは孤児たちの心を開くことができるのでしょうか?
絶望地区での邂逅、落ちぶれた英雄ジャスティス
ナツ子はルークやユニオと共に、スラム街の孤児たちに会うため「絶望地区」へと向かいました。
そこは統治が崩壊し、貧困と犯罪が蔓延する最も危険なエリア。
ルークとユニオは子供の扱いが苦手なほうでしたが、ナツ子は子供たちに絵を描くことで心を掴むことに成功します。
以外に子供をあやすのが上手いナツ子に驚くルークとユニオ。
そんな時、3人はかつてナインソルジャーの一員だったジャスティスに遭遇しました。
・酒に溺れた元ナインソルジャー
絶望地区の一角で、ナツ子たちは酒に溺れるジャスティスを発見します。
彼は酒場から「金を払え、このトカゲ!」と追い出され、地面に倒れ込む。
かつての英雄の無様な姿に、ナツ子は「これがあのジャスティス?」と驚愕。
かつてルークが最も信頼し、慕っていた盟友が飲んだくれに変貌していたのです。
そんな彼をルークは切ない目で見つめ、ユニオは「炎を吐いて戦ってたドラゴンの見る影もないな…」とあわれみます。
この様子に視聴者からは「落ちぶれた英雄か…」「ダメドラゴンになってしまった…」という声が多く寄せられました。
・飛べなくなった翼…ジャスティスの隠された過去
そんな彼とナツ子は、二人だけで話す機会を得ます。
ジャスティスの過去を知るナツ子は、彼がナインソルジャーを抜けた本当の理由を問いただしました。
実は、かつての戦いでジャスティスは傷を負い、翼はボロボロになり、飛べなくなっていたのです。
しかし、ルークにはそれを知らせず、一方的にナインソルジャーを離脱しました。
ナツ子は尋ねました「何故その事を言わないの、ルークに憎まれたままでいいの?」
ジャスティスは「ルークに責任を感じさせたくない」という思いから、負傷を隠したまま姿を消したのです。
「あいつはきっと責任を感じて自分を追い詰める。だから、いっそ俺を憎んでくれたほうが気が楽なんだ」
ジャスティスの言葉にナツ子は言葉を失います。
視聴者の間では、「ルークの性格をよく理解している…」「英雄のメンタルは未だ健在」と、彼の強い信念に共感する声が多く寄せられました。
ジャスティスは会話の中で、「ヴォイドなんか楽勝!」と言ってのけた無双状態のナツ子を目の当たりにします。
「随分と余裕だな、慢心は足をすくわれるぞ」と忠告しました。
「修正しても無駄だよ」謎の鳥監督の不吉な予言
ナツ子たちが絶望地区でジャスティスと再会する一方で、物語はさらに不穏な展開を見せ始めます。
QJがヴォイドの反応をキャッチし、ナインソルジャーが現場へ急行するその時、ナツ子に語りかける奇妙な声が聞こえました。
木の上に止まる一羽の鳥のような生物が「無駄だよ、修正しても無駄だよ」と意味深な言葉を投げかけます。
・ナツ子を見下ろす異様な鳥の正体とは?
木の上から冷ややかにナツ子を見下ろすその鳥。
一見すると鳥に見える謎キャラの声を耳にしたナツ子は振り返りますが「急ぐんだ!」とルークがハッパをかけ、その場を後にします。
そして、その姿が画面に映った時、字幕には「鳥監督」と表示されていたのを見た視聴者の反応は
視聴者の間では「え?監督ってw」「これってメタ発言では?」と困惑の声が続出しました。
これまでナツ子が「物語を修正」してきたことに対する何者かの干渉が始まったのかもしれません。
・展開を変えたナツ子への警告?
ナツ子はこれまで映画「滅びゆく物語」のストーリーを知っていたがゆえに、物語の流れを変えてきました。
その結果、デステニーがムキムキになったり、ジャスティスとの再会が早まったりと、明らかに映画とは異なる運命を辿っています。
「修正しても無駄だよ」という鳥の発言は、この世界が何者かによって管理されていることを示唆しているのではないでしょうか?
視聴者の間では「ナツ子の介入そのものが許されないのか?」「監督ってことは、物語をコントロールする存在?」といった考察が飛び交いました。
この鳥監督の存在は、今後の物語にどのような影響を与えるのでしょうか?
ナツ子、慢心の代償…大ピンチの結末
ヴォイド討伐へ向かったナツ子たち。しかし、現場に到着すると、そこにいたのはただの卵のような物体でした。
「本当にヴォイドなのか?」と警戒するルークとQJ。
しかし、ナツ子は「これくらいなら私一人で大丈夫」と楽観視し、仲間の制止を聞かずに単独で突き進みます。
まさに、これまでの「全部自分でやるほうが早い」という慢心が表れた瞬間でした。
・作画不足?タップの「尺足らず!作画追加」の指示
ナツ子はヴォイドに対抗するため、アニメーターモードを発動し、今度は「浪人武士」を作画。
完成した武士は卵状のヴォイドを次々と斬り捨て、あっという間に片がついたかと思われました。
しかし、卵の中から出現したのは、粘性のある触手状のヴォイド。
ここで、ナツ子のマジカル文具タップが警告を発します。
「尺足らず!作画追加!」
どうやら、武士一人だけではこのヴォイドには太刀打ちできないらしい。
ナツ子は再び作画に取り掛かろうとしますが、ここで異変が発生します。
・武士、敗れる…触手に襲われたナツ子の運命は
ナツ子は作画を続けようとするも、ハイスピードで作画を仕上げるには、相当な体力を消耗します。先程の作業で気力と体力が限界に達していました。
思うように筆が動かず、追加のキャラを描くことができません。
その間に、武士は触手ヴォイドに捕まり、無惨にも敗北。
そして、次の標的はナツ子自身に――!
「ナツ子、逃げろ!」と叫ぶルークの声が響くが、ナツ子の体は動かず何も出来ません。
触手が一気に彼女へ襲い掛かります。
絶体絶命のナツ子――次回、彼女を救うのは誰なのか!?
視聴者の間では「万策尽きた…」「ナツ子が知らない展開に入ったから全修パワーが敗れた」「ついに本番が始まるな」と、期待と不安の声が飛び交いました。
『全修。』第5話まとめと今後の展開予想
第5話「正義。」は、ナツ子の快進撃から一転、慢心が招いた大ピンチという展開で幕を閉じました。
これまで仲間を頼らず独断専行してきたナツ子が、ついに自分だけの力では乗り越えられない状況に直面。
さらに、「修正しても無駄だよ」と語る謎の鳥監督の登場が、物語に不穏な影を落としました。
ここでは、第5話の重要なポイントを振り返りつつ、今後の展開を考察します。
・ナツ子の独断専行が招いた敗北
第5話では、ナツ子の「自分でやった方が早い」という思考が極限まで加速し、ナインソルジャーを頼らずヴォイドと戦い続けました。
結果として、彼女は戦場で孤立し、作画追加が間に合わず敗北。
これは、彼女がこの異世界で「全修」してきたストーリーが、ついに彼女の制御を超えた瞬間だったのではないでしょうか。
視聴者の間でも、「調子に乗るパートから因果応報パートへの流れが早い!」「ナツ子が知らない展開に突入した」と、ストーリーの転換点を感じた人が多かったようです。
・次回、ナツ子を救うのは誰か?
ヴォイドの触手が迫り、絶体絶命のナツ子。
この状況を打破するのは一体誰なのか?視聴者の間では、さまざまな考察が飛び交っています。
- ① ルークが覚醒し、ナツ子を救う → 勇者としての成長イベント?
- ② ジャスティスが戦線復帰する → 「飛べない英雄」がここで再び立ち上がる?
- ③ 謎の鳥監督がさらなる干渉をする → ナツ子に何かを伝える存在なのか?
ナツ子の物語が新たな局面に突入することは間違いありません。
このピンチを乗り越えることで、彼女は仲間を信じることができるのか?
そして、物語の修正が本当に「無駄」なのか、それともまだ可能性があるのか?
第6話では、その答えが示されるかもしれません。
次回の展開が待ち遠しいですね!
この記事のまとめ
- ナツ子はヴォイドを連戦連勝し、仲間を頼らず独断専行する
- デステニーがナツ子の影響でムキムキに変貌し、孤児院を設立
- 絶望地区で落ちぶれた元英雄ジャスティスと遭遇し、彼の過去が明かされる
- 「修正しても無駄」と語る謎の鳥監督が登場し、物語の不穏な伏線を提示
- ナツ子が慢心しすぎた結果、作画不足で敗北し、触手ヴォイドに捕らわれる
- 次回、ナツ子を救うのは誰か?物語が本格的な転換点を迎える
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